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               − 本実験の人工イクラ詳細 −

今回の実験のイクラ液で使ったアルギン酸ナトリウムは、塩化カルシウムと反応すると、
すぐにゲル状の固まりになってしまいます。この性質を利用して、一滴ずつ落とすと、
まわりだけが固まり、これがイクラの皮のようにになるのです。皮が出来てしまうと、
内側には塩化カルシウムがふれないので、中は液体のままになります。

                    − 吸水性ポリマーの利用 −

吸水性ポリマーは、様々なところに利用されています。代表的なものとしては次のようなものがあります。

・紙おむつの吸収剤 ・植物の水栽培の保水剤 ・保冷剤 ・砂漠緑化用の保水剤

「紙おむつの吸収剤」は今回の実験で学習したように、吸収性ポリマーの「水をよく吸う」性質を利用して
います。実は、吸水性ポリマーには「そのまま水を吸わせて置いていても水が蒸発しにくい」性質もあり、
この性質を利用して、水栽培や、砂漠緑化にも使われています。特に砂漠緑化の場合、水をそのまま
まいただけでは、すぐに蒸発してしまい効果がありません。そこで、吸水性ポリマーを砂漠にまいてから
まくと、吸水性ポリマーにたくわえられた水はなかなか蒸発しにくいため、植物を作り出せる状態を
作り出せます。

来月も楽しみ!

イクラ
一丁あがり?

実験 3
「人工イクラを作ろう」


(まずはイクラ液を作ります)
1.プラコップに半分弱の水を入れます。
2.「1」のプラコップからスポイトで水を取り、食紅の容器に水を入れます。
  次に食紅の容器のふたをしっかりと閉め容器を振って色水を作ります。
3.アルギン酸ナトリウムを「1」のプラコップに加えてよくかき混ぜて溶かします
  (溶けにくいのでしっかりと混ぜて溶かしてください)。
4.アルギン酸ナトリウムがしっかり溶けたら「2」で作った食紅を
  「3」のプラコップに加えていきイクラの色に近くなるように調整します。
5.「4」で色をつけた液体に色つけ油を全て加えてかき混ぜます。
  これでイクラ液の完成です。

(次は
塩化カルシウム水溶液を作ります)
6.新しいプラコップに半分くらいの水を入れます。
7.塩化カルシウムを「1」で入れたプラコップの中に全て加え完全に溶かします。

(スポイトで塩化カルシウム水溶液にイクラ液を垂らします)
8.スポイトの口は少し大きくなるように先を切り落としてください。
9.イクラ液をもう一度かき混ぜておきましょう。
10.スポイトでイクラ液の液体を油ごと吸い取ります。
11.塩化カルシウム水溶液にイクラ液を1滴ずつ垂らしていきます。
  (水面に近いところから垂らすとうまく丸い形になります)
12.いくつかイクラを作った後はスポイトに残っているイクラ液を勢いよく
  押し出してみましょう。
13.使い終わった液は洗剤を入れ泡が出るまでかき混ぜてから捨ててください。

すごくいい香り!

実験 2
「芳香剤を作ろう」

1.紙コップに水を半分ほど入れておきます。
2.プリンカップにレモン香料を入れます。
3.量を見ながらプリンカップに水を入れレモン香料を薄めます。
4.プリンカップに薬さじで少しずつ吸水性ポリマーを入れ、
  固まるまでよくかき混ぜます。このとき少し堅めにするのがコツです。
5.よく混ざって固まったらプラケースに入れてください。これでできあがりです。

A塩を入れたら液体に戻った!

@水を吸って
すごく膨らんだ!

A今度はコップの中はどうなったろう?

4.今度は3.までで作った吸水性ポリマーに水を吸わせたもの
 (ゲルといいます)に食塩を加えてみます。
5.かき混ぜ棒で10〜20秒ほどかき混ぜ変化を見てみます。

@コップの中の水はどうなったかな?

実験 1
「吸水性ポリマーの不思議」

1.紙コップに水を3分の1ほど取り、机の上に 置いておきます。
2.吸水性ポリマーをプラコップに入れます。
3.置いておいた水を吸水性ポリマーの入った プラコップに
  ゆっくり注ぎ、かき混ぜ棒で混ぜ変化を見てみます。

<吸水性ポリマーって何?>

水の分子をたくさんつなぎ止められるように合成されたポリマー(高分子物質)です。分子と
いうのは原子がいくつか結びついて出来る「物質の性質を示す最小の粒」です。高分子と
いうのは非常にたくさんの原子が結びついている巨大分子の一種です。吸水性ポリマーは
紙おむつなどに使われていることでよく知られています。今回はその性質を調べてみましょう。

〜新素材研究 「吸水性ポリマー」〜

人工イクラを作ろう!