【6色マーカー学習法】『解ける人』と『解けない人』では、何が違う?

 『解ける人』と『解けない人』では、何が違う?

 成績を向上させるために必要な力は、集中力・計算力・国語力・空間認識能力・読解力・イメージ力・思考力・記憶力など様々あります。
 その中でもとりわけ必要な力が『情報整理力』『認知能力』

 情報整理力とは、文字通り、情報を整理すると言うことですが、普段、小学生、中学生が解いている各科目の問題は、文章や設問という情報が与えられ、その中にあるヒントを見つけ、正答を導くという作業の繰り返しを行っています。 この文章や設問として与えられた情報をうまく整理し、正答を導くために必要なポイントを正確につかむという作業は、解ける生徒達が、無意識的に必ず行っている作業と言え、逆に解けない人は、情報整理がうまく出来ておらず、感覚やカンに頼った解答を導いているため、間違うという結果になります。

また、情報整理がうまくできると認知能力が高まります。認知とは、情報整理によって見つけ出したヒントを深く意識することで、そのヒントに繋がっている新たな情報や条件などへの気づきを誘発させます。
 アーク進学会で実践している英語の文の構成要素を認識できる「スラッシュ分割」や数学の解くための思考の手順化を図る「数学(算数)的解法」、また全科目での指導で行っている『6色マーカー学習法Ⓡ』は、自然と情報整理ができ、必要なポイントを見抜くことを実現する学習法です。

実践するだけで、生徒達は「教えられる」という受動的学習から、「ポイントを見抜く」をいう能動的学習に変わり、必要な情報を見つけにいくようになります。  また、もう一つあることへの影響があります。
それは、「視線」です。
設問を与えられたとき、どの情報を見にいくか。解ける生徒達は、設問⇒ポイント⇒解答という視線経路をたどるのに対して、解けない生徒達の視線は、あちこち散見し、必要な情報をつかむことができていません。
 この散見した視線を、マーキングをする事により、ポイントへ視線を誘導し、気づきを誘発させ、成績アップ実現する科学的学習法です。