英語外部検定利用入試でチャンスを広げよう!

皆さんこんにちは。本日は英語外部検定の利用について情報をお送りしたいと思います。

そもそも外検入試って?
英検やTOEFL,TOEIC,TEAPなどの検定試験(外部検定)の成績やスコアを持っている人を対象に、それを出願資格としたり、得点化して合否判定に利用したりするという方式です。
つまり各大学の入試で、受験生の英語の学力を、外部検定の結果を用いて判断するものです。

どんなふうに利用されているの?
外部検定の利用としては、一般選抜入試では得点換算が、学校推薦型・総合型では出願資格とされるパターンが多く、以下の4つのパターンがあります。

パターン1:出願資格!
出願条件として、各大学が指定する外部試験の級やスコアの保有を義務付けているパターン。
この場合英語の試験を免除されることが多い。
例:中央大・・・英検準1級以上その他、TEAP,TOEIC,TOEFLなどで所定の資格等を保有していること。

パターン2:得点換算!
保有している外部検定の級やスコアが、共テや個別試験の点数に換算されるパターン。
例えば英検準2級を持っている⇒英語の個別試験の「70点」に換算、英検2級「80点」、英検準1級「100点」に換算など。
例:九州大・・・英検CSE2300以上、TOEFL iBTTなど、資格レベルに応じて共テの英語の得点を満点(200点)に換算
近畿大・・・英検2級、IELTS5.0,TOEFL iBT45などを取得していれば、資格レベルに応じて個別試験の外国語を70点~100点に換算(上記は70点換算の例)

パターン3:加点!
保有している外部検定の級やスコアに応じて、共テや個別試験の得点に、決められた点数が加算されるパターン。
例えば英検2級を所持⇒総合展に10点プラス、準1級を持っている⇒20点プラスなど。
例:山口大、早稲田大など・・・英検2級、IELTS4.0、TOEFL iBT45など、資格レベルに応じて個別試験の得点に、満点を上限として10~30点を段階的に加算。

パターン4:判定優遇、合否参考!
大学が指定する外部検定の級やスコアを保有している場合、1次試験や最終選考などで出願書類の評価や合否の判定における優遇が得られるというパターン。

メリットのまとめ
外部検定を活用した入試の3つのメリットとは?

メリット1:チャンスは複数回
年に複数回実施している外部検定が多いので、目標の級、スコアに達するまでチャレンジできる!

メリット2:受験の負担を減らすことができる。
得点換算の場合、早めに目標の級やスコアをクリアすれば、英語の試験対策をする必要がなくなり、その分他科目の勉強に専念できる!

メリット3:ひとつの資格を何度でも使える
多くの大学で採用している外部試験を受験し、級やスコアを取得しておけば、志望校やそれ以外の複数の大学の外検入試に対応できる!

最後に
近年一般選抜で外検入試を実施した主な大学を紹介しておきます。
国公立大:大阪教育大、兵庫県立大、秋田大、千葉大、東京海洋大、金沢大、福井大、広島大、山口大、九州工業大など
私立大:京産大、同女大、立命大、龍谷大、大工大、関大、近大、摂南大、関学大、甲南大、甲南女大、兵庫医大、大阪歯大、早大、青山学院大、駒沢大、上智大、中央大、東洋大、日大、法大、明大、立大、南山大など

本番の入試では、英語の試験は一発勝負だが、外部検定なら事前に複数回チャレンジでき、最も高い級やスコアを利用できます。積極的に外検入試を利用し、志望校合格をゲットしましょう!

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