‘’何がしたいか‘’ で学部を選ぼう

皆さんこんにちは! 秋も深まり受験生にとっては出願先を最終決定する季節、また高1、高2生の皆さんも、将来自分はどの方向に進むべきか、具体的に考えることも始まる季節ではないでしょうか。例えば大学名や学部名だけで判断して、本当にその大学・その学部で、やりたいことができるの?と不安にかられることもあるでしょう。今回は学部名から判る学問の特色、学部の中身を紹介したいと思います!

●理・工・農学部系統!
 理学部は一言で表すと、「サイエンティスト」を目指す学部、工学部は「ものづくり」の学部です。たとえば宇宙のことを研究したいと思ったとします。宇宙の原理や惑星の法則などを追及したいなら理学部、ロケットや人工衛星の開発に携わりたいなら工学部を選ぶといいでしょう。理学部宇宙物理学科と工学部航空宇宙工学科では、似ているようでも中身は全く違うことになります。農学部は、品種改良や化学を応用した栽培方法を研究することなど、バイオテクノロジーを担う学部でもあります。また獣医学、水産学、畜産学、農業経済学、環境学など、現代社会の課題解決に取り組むこともできます。理・工・農の3学部は、分野をまたがって研究を行う学科も多くあるので、どんな研究室・施設があるのかは、大学のホームページなどから調べていきましょう!

●法・政・経済・経営・商・社会・国際関係学部系統!
 これら社会の仕組みを学ぶ系統の学部は、それぞれ重なる領域も多いです。法学部の中に、法律系学科と政治系学科の2つを揃えている大学が多いのは、法学と、政治学・政策学が密接に関係しているからです。経済に関係する経済学部、経営学部、商学部にもそれぞれ違いがあります。経済学部は社会全体を経済的に豊かにする方法の研究、経営学部はヒト・モノ・カネ・情報などの経営資源を効率的に活かす方法の研究、商学部は流通やマーケティングなど、ビジネスの実際を研究する学部となります。社会学部はさまざまな社会問題について分析、課題解決に取り組み、メディア学や観光学などを学ぶ学部とも共通性があります。これら社会科学系学部の学問のうち、国際社会を研究対象にしたのが国際関係学部で、中には授業が英語で行われる大学もありますよ!

以上のようにさまざまな学部において、学部間で共通するところもありますが、学問のコアの部分は学部によってそれぞれの特色があります。自分のやりたいこと、学びたいこと、研究したいことが、どの大学のどの学部を目指すのがふさわしいのか、しっかり調べて悔いのない学部選びをしていきましょう!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です